東福岡たぬま動物病院|福岡市/糟屋郡/志免町犬/猫/ウサギ/鳥類/ハムスター/フェレット

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コラム集|東福岡たぬま動物病院

コラム

カーミングシグナルについて


前回の配信で分離不安症について説明させていただきましたが、今回は前回に引き続き動物の「意思」を伝えるための、体を使った表現といわれるカーミングシグナルについてご紹介します。

カーミングシグナルとは動物のボディランゲージのことです。
ストレスや不安を感じたとき、自分を落ち着かせようとするときなどにカーミングシグナルを出します。
不安、恐怖心、不快な刺激や犬や人からの威嚇などを和らげる時にも使い、他の犬や人間と友好的に接するための手段でもあります。
では、少しですがわんちゃん、ねこちゃんのカーミングシグナルをご説明させていただきます。

まずはわんちゃん

◆あくびをする◆
このシグナルは、主として高ぶった気持ちを抑えたり、相手の興奮を鎮めたりするときに用いられますが、ストレスや不快感を感じている時に出ることもあります。
わんちゃんにとってのあくびは人間に置き換えると深呼吸やため息をつく行動に近いかもしれません。

◆頭を振る◆
このシグナルも興奮を落ち着けたり、不快感やストレスを表明するときに用いられます。わんちゃんにとっての頭を振る行動は、人間にとって貧乏ゆすりという行為に近いかもしてません。
貧乏ゆすりは無意識的に出てくる行動ですが、これと同様にわんちゃんにとってストレスになるような何かに出くわしたとき、反射的にブルブルと頭を振ることでその感情を緩和していると考えられます。

◆前足を伸ばし、お尻をあげる◆
『遊びましょう!』と相手を誘う場合に見られます。
遊びたい相手が緊張していたり、またフレンドリーな状態かわからない時などに見られ、今後起こることに関して危険はないよ、と相手に示しています。
わんちゃんが緊張している時には、私たちが腕を下に伸ばしストレッチをするポーズをしてみましょう!
きっと安心してくれますよ。


ねこちゃんにも体を使っての意思表示はあります。
猫ちゃんの場合、尾の動きで言葉と同じくらい明確に気持ちを表すことがあるので細かく気にしながら接しましょう!

◆しっぽ編◆
甘えたいとき:しっぽを垂直にピンと立てます。
怖い時:足のあいだに巻き込んだり、お腹にぴったりつけます。
イライラしているとき:大きくバタバタ激しくふったり、一秒間隔でブンブンと左右に激しく振ります。
攻撃的な気持ちの時:しっぽをあげ、毛を逆立てます。

◆新聞の上に陣取る◆
猫ちゃんは構われすぎるのも嫌いますが、無視されるのも嫌うというわがままな動物です。
飼い主さんが新聞や本などに夢中になっていると”私のことも見て”とばかりに邪魔しに来ることがありますが、そんなときは軽く構ってあげて猫の自尊心を満足させてあげるのがいいでしょう!

◆口を半開きにする◆
口を半開きにして、キバをちらつかせているのは、怒る寸前のサインです。
人間でいう指をポキポキならす仕草です!こういう時は不用意に近づかないようにしましょう。


このようにペット達からのちょっとしたシグナルを知り、トレーニングやしつけに取り入れたり、わんちゃん達の状態を知ることでもっともっと仲良くなれるはずです。
私たち自身もシグナルを出して接し、わんちゃん猫ちゃんに安心感を与えてあげましょう☆


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