コラム
フィラリア予防について
前回もお知らせしましたが、いよいよフィラリアシーズンに突入です。
フィラリアの予防を始める前には検査が必要です。
当院ではフィラリア検査と一緒に、健康診断として簡単な血液検査などもお勧めしております。
愛犬の為にも予防を忘れずに★
暖かくなってくると耳や皮膚のトラブルが増え、特にワンちゃんに多くみられるようになります。
犬の皮膚は人よりも薄く、デリケートな性質を持っています。
その為、外部からの刺激に弱くが外耳炎や皮膚炎にかかりやすい傾向があります。
皮膚病になると強い痒みやフケに悩まされ、掻き毟る事で炎症が更に酷くなります。
<主な皮膚病>
◆ノミ・ダニなどの外部寄生虫による皮膚病(ノミアレルギー性皮膚炎やアカラス症など)
◆細菌やカビによる皮膚病(膿皮症など)
◆アレルギーによる皮膚病(アトピー性皮膚炎)
◆ホルモン異常などを原因とする皮膚病(クッシング症候群など)
◆その他の原因で起こる皮膚病(脱毛症や脂漏性皮膚炎)
などがあります。
また、その中でも特にこの時期に皮膚病を起こしやすくなる主な原因として
◆梅雨になると被毛が湿り皮膚が蒸れやすい
◆湿度・温度が高く、細菌が繁殖しやすい
◆気温上昇に伴い、ノミ・ダニの活動が活発になる
などが挙げられます。
<皮膚病の主な症状>
◆皮膚のかさつき・べたつき
◆炎症・脱毛・湿疹
◆フケ
◆痒み
◆臭い
などがあります。
放っておく事で症状が更に悪化することもありますので、
これらの症状がみられる場合には早めの診察をお勧めします。